・非専門医における心エコー評価にFoCUSというものがある。
・救急外来などでの心収縮力、心囊液、右室負荷、血管内volume評価などに有用。
・個人的には、心収縮力評価で3つの側面から評価することが最も勉強になった。
目次
Focusで見るべきポイント
①左室径は拡張していないか?、②左室収縮能は?、③心嚢液貯留は?、④右室拡大は?、⑤IVC径と虚脱は?
①
・長軸像で拡張期の最大径を計測(≧6cmは著名に拡張、目盛を使う)
②
・心内膜の内方移動が全周性に均一か?(短軸像は壁が全周性に描出され過大・過小評価が起こりにくい、正円の像出す)
・心筋の壁厚の増大(40%以上、心筋肥大ない人は1cm程度で大丈夫)
・拡張期の僧帽弁前尖の動き(正常は<9mm)
→全て○なら正常、これら+心室壁のkissingあればhyperdynamic、1〜3のどれかが×ならreduced、更に×ならseverely reduced(EF<30%程度)
③
・最も溜まっているところが<1cmは少量、1-2cmは中等量、>2cmは大量
・下行大動脈より内側が目印になる
④
・短軸像で正常は右室径<左室の2/3(右室が左室の1倍以上は高度拡大)、中隔の平坦化がないか?
⑤
・長軸と短軸を描出する(長軸のみでは最大径を出し間違えることがある)
・測定場所は、肝静脈の合流部の足側or右房合流部から2cm足側
・>21mmかつsniffing(鼻から息を素早く吸ってもらう)で変動が50%未満で右房圧>15mmHgを示唆
・<12mm未満でほぼ虚脱している状態は右房圧<3mmHgを示唆